調整可能な伸縮ケースの開発

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ケースは1種類!調整可能な伸縮ケース

お客様へ提案した事例を基に、プラダン通い箱の開発についてご説明します。

開発の背景

お客様は製品を輸送する際に、製品ごとにサイズが異なる通い箱を使用していました。梱包する製品の個数はオーダーにより変動するので、通い箱のサイズと製品の個数に合わせたスペーサーも同梱していましたが、送付先での紛失が発生していました。

改善前

・製品ごとにサイズが異なる通い箱を使用していて、固定サイズであるため、折り畳みができない仕様でした。
・製品の個数によって使用するスペーサーのサイズも異なるため、スペーサーは数種類用意する必要がありました。
・スペーサーと通い箱は接着されていないため、送付先で分離し紛失が発生していました。

開発コンセプト

お客様と打ち合わせを重ねた結果、以下の内容を含む通い箱を開発することになりました。

・製品の個数に合わせて使用できる伸縮構造であること
・保管時にスペースを取らないように、展開可能な折り畳み構造であること
・初期費用を抑られること
・繰り返し使用できる素材を選定すること

開発品

「プラリベット仕様」と「マジックテープ仕様」の2種類の通い箱を開発しました。

通い箱の資料ダウンロードはこちらから


サンリツの包装開発

プラダンは、段ボールに比べて耐久性、耐水性に優れているので、繰り返し使用することができゴミを削減できます。当社は環境に配慮した包装設計に取り組んでおり、小ロットからオーダーメイドで開発が可能です。「段ボールから通い箱に切り替えたい」「既存の梱包方法は適しているのだろうか」など、梱包方法でお困りの方は是非お問い合わせください。

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