内視鏡ケースの小型化における仕切りトレイの開発

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環境負荷低減!仕切りトレイの開発

内視鏡ケースの小型化により、環境負荷低減、コスト削減に寄与した包装改善事例を紹介します。

開発の背景

内視鏡を取り扱っている医療機器メーカー様から、既存の内視鏡ケースを見直したいと設計の依頼がありました。内視鏡ケースは本体を入れるクッションと、付属品を収納する仕切りトレイの上下2部の内装材で構成されていました。

改善前・お客様の要望

・医療機器を梱包するため、内装材は強度のある発泡ポリプロピレンを使用
・製品を海外へ出荷するため、内視鏡ケースの小型化による輸送コストの削減を検討
・コストは削減したいが、外装箱の高級感は維持したい



ご提案した包装設計

内視鏡ケースの小型化と、環境負荷低減に貢献した適正包装

改善後

内視鏡の突起部を仕切りトレイの梱包材部分に逃がす構造としながら上下方向への固定も兼ね、包装改善前と改善後の体積比で20.7%小型化を実現
評価試験への合格が条件であることから、内視鏡を収納するクッションは発泡ポリプロピレン製のままとし、仕切りトレイ部分は再資源化が容易で環境対応に優れている段ボールに変更
衝撃に耐える強度と構造に
梱包サイズを小さくしたことにより積載効率がアップし輸送コストを低減
・別の加工方法でありながらも高級感を再現

内視鏡ケースの小型化についての資料ダウンロードはこちらから


医療機器の梱包でお困りの方へ

当社では、医療機器特有の品質に配慮し、適正な包装設計で対応いたします。また、お客様の作業面に考慮し、サイズダウンや効率化を図った設計をしています。一つ一つの医療機器の特性を踏まえ、オーダーメイドでの設計実績が豊富です。当社の包装設計の強みを生かし、医療機器の品質を保ちながら、コスト削減や環境負荷低減にもつながる設計を提案させていただきますので、ぜひ当社までご相談ください。

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