当社がこれまでに手掛けてきた包装設計の事例をご紹介します。お客様の製品1つ1つにオリジナルの設計を施すため、事例も様々です。
インプラントや手術用器具等の販売をしている医療機器メーカー様は、出荷時に大量のダンボールBoxを使用しており、未使用の医療機器は返却されてくるという往復サイクルが構築されていたため、ワンウェイのダンボールBoxをリターナブルBoxへ変更することを提案しました。
往復サイクルで使用する梱包箱の改善
繰り返し使用でき、環境負荷低減や廃棄コスト削減に寄与できるリターナブルBox
内視鏡を扱っている医療機器メーカー様の既存の内視鏡ケースは、内視鏡本体を入れるクッションと取扱説明書等の付属品を収納する仕切りトレイの上下2部の内装材で構成されており、内視鏡ケースの環境材料への改善と小型化の依頼を受けました。
内視鏡ケースを小型化し、輸送コスト低減と環境に配慮した資材での梱包へ見直したい。
サイズダウンと環境負荷低減に貢献した適正包装
医療用具会社様は、アルミケースを出荷する際、ケース全体をエアー緩衝材で覆っていました。この方法では工数がかかり品質も安定せず、ほとんどの緩衝材は廃棄となるため、環境にも良くない状況でした。そこで今回、工数が削減できて繰り返し使用できる緩衝スペーサーを提案しました。
工数が削減できて、環境に良い梱包材に改善したい
工数削減と廃棄物ゼロが実現、誰でも簡単に梱包可能なプラダンスペーサー
製品A,Bと共通部品Cの出荷を予定。ACとBCの組み合わせで出荷する際に、共通の梱包材一式で出荷できるようムリムダのない兼用梱包材設計を作製しました。
新製品の梱包材を、以下の4つの点を加味して設計してほしい
デッドスペースの利用で梱包容積が大きくならずに、製品の保護機能も確保した段ボール梱包