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【梱包改善事例】梱包材の選択が企業の改善につながった理由とは?

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【梱包改善事例】梱包材の選択が企業の改善につながった理由とは?

梱包材の選択が企業の改善につながった理由とは?

廃棄物を削減し、環境対応をしませんか?
環境対応に取り組むには企業にとっても簡単ではありません。

本記事では、廃棄物を削減し、コスト削減にもつながった梱包改善事例をご紹介します。

背景

お客様の製品は重量が50㎏あり、木箱梱包をして国内外に出荷していました。
木箱梱包とは、製品の周囲を合板で覆い製品を保護する梱包方法です。密閉構造のため盗難防止の効果もあり、輸出貨物の代表的な梱包方法とされています。

木箱梱包は開梱時に工具が必要です。出荷先で開梱した木箱はそのまま廃棄になっていたため、木箱の重量で、約20㎏の産業廃棄物が発生していました。

このような背景から、「廃棄物を削減したい」「コストを削減したい」というご相談を受け、梱包材の改善に至りました。

課題

・重さに耐えられる梱包箱でなければならない
・出荷先での開梱に手間がかかる
・1箱あたり約20㎏の産業廃棄物が発生し、コストもかかる

お客様のご要望

・廃棄物とコストを削減したい
・開梱がもっと容易になってほしい

解決策

当社がご提案したのは、シンプルな段ボール梱包です。

木箱梱包は、腰下・側・褄・蓋・製品押さえ・工具など多数の部品を使用していましたが、段ボール梱包は、スキッド一体型ヤッコ・蓋・Pジョイント4個と、部品数が減少しました。



「段ボール梱包にして強度は保てるの?」と思われるかもしれませんが、Pジョイントは、段ボール同士を固定する留め具で、釘打ち機を使わずに強度を確保できます。

さらに、今回の事例ではリサイクル可能な段ボール梱包に変更することで、産業廃棄物を減らし環境負荷の低減に寄与するとともに、コスト削減も図ることができました。

改善効果

・廃棄物削減
 段ボールとPジョイント共にリサイクル可能。約20㎏あった産業廃棄物が、ゼロに
・年間コスト最大11%削減
 資材コストと廃棄処理コストを削減
・手で開梱が可能に
 Pジョイントを外すだけで簡単に開梱可能

さらに、
・倉庫内スペース68%削減
 部品数が減ったことで、梱包・開梱時の作業スペースが減少
・作業時間75%削減
 梱包・開梱が容易になり、作業時間が短縮

まとめ

当社は木箱梱包を得意としていますが、今回のように、木箱にこだわることなく、お客様に最適な梱包方法をご提案させていただきます。
木箱梱包と段ボール梱包、それぞれ適している製品がありますので、詳しくは梱包サービスページをご覧ください。



今回ご提案した段ボール梱包は、国内外問わず、航空輸送、海上輸送で使用できます。梱包でお困りの方はぜひ当社までお問い合わせください。

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