包装貨物の外部の包装で、物品もしくは包装物品を箱・袋・たる・缶などの容器に入れまたは無容器のまま結束し、記号・荷印などを施した材料・容器または施した状態。二次包装ともいう。
カウンターバランス型フォークリフト。車体後方に重りをつける事により車体のバランスを取り、重量物を乗せても安定した状態で運ぶことができる。リーチ型フォークリフトより回転半径は大きいが、走行速度が速いため、効率よく作業を行うことができる。
断面が正方形あるいは長方形の木材の総称。角材の中でも樹心を含まない心去り材の角材を一般に「割り角」という。
仕分場の一時保管やトラックへの積込場までの搬送に用いられる運搬台車の一種。格子状または網状のスチール製の枠で作られたかご状の容器にキャスターを取り付けた構造。(=ロールボックス、ゴリラカゴ)
角材の組み合わせや接合に用いられる先が尖ったコの字形の接合材。
腰下付木箱、枠組箱に用いる部材で、JIS規格による規定間隔以上のときに用いる部材。
船積貨物の搬入最終日。コンテナ1本単位で船積の場合は入港の前日、混載貨物の場合は前々日までに指示された場所に搬入しないと船積みをしてもらえない。
=ラッシングベルト。荷物の固定・締め付け用器具。トラック輸送をはじめとする陸・海運業界や、パレット搬送等に広く使用されている。ULDパレタイズの際に木箱等の押さえに活用する場合もある。
木箱を補強するために使用するL形の金具。(JIS Z 0107抜粋)
梱包をした場合、梱包の広い面を「側(ガワ)」、狭い面を「棲(ツマ)」と言う。側にはマークが記入される。
製品が物流過程で受ける影響から保護するための包装で、①面緩衝 ②敷物緩衝 ③詰め物緩衝 ④浮かし緩衝 がある。
木材の全乾重量に対する含有水分を百分率であらわしたもの。
木箱の包装用箱形容器全般の総称。普通木箱及び腰下付木箱。
強度を高める目的で加工を施した段ボール。AA段やAAA段のこと。
2枚の薄板をくぎで接合する時、くぎの長さを板厚合計より数ミリメートル長くして突き出させ、突出し部を90°以上折り曲げて、くぎの引抜き強さを増大させること。
=スカシ梱包。木枠による梱包方法の一つで、梱包後も板と板の隙間から貨物が見えるようになっている。防水にこだわらない、貨物の一部分のみ保護が必要な大型貨物や重量貨物に広く利用されている。
横切丸鋸盤。木材の繊維の走行方向と垂直に横切り加工する木工鋸盤。
民間事業者が提供する国際宅配便。書類や小荷物を国際航空便を利用して輸送するサービス。
=指示マーク。一般貨物の流通過程における貨物の保護をする場合に使用するマーク。われもの注意、取扱注意、上、つり位置、水濡れ防止、重心位置等がある。
トラック搭載用のリフター(昇降機)。
主に「つま上カマチ」から最初の「はり」に向けて当てた角材で「つま」や「はり」の補強材。「振れ止め」JIS Z 0107と同義語で使用されるが、最近は主に「つま」方向末端の「はり」に施す場合のみを指す事が多い。
貨物がその輸出国の原産であることを証明した書類。日本発輸出貨物の場合は、商工会議所にて発給される。 英語では「Certificate of Origin」という。
=合板梱包=密閉梱包。貨物の周囲を合板で覆い、中が見えないようにする梱包方法。幅広い貨物に利用される輸出梱包の代表的な梱包である。
輸送・保管を目的とした梱包。製品の保護性及び物流での利便性を最重視し、包装コストは可能な限り抑えて設計する。
原木から薄くむいた単板を、奇数枚で繊維方向(木目の方向)が1枚ずつ直交するように接着剤で接着、構成した板。従来は合板のことをベニヤと呼ぶことが多かったが、ベニヤと合板は正式には異なる。
=内地挽き。外国から原木を輸入し、主として港湾部にある製材業者が製材すること。
=腰下盤。腰下付木箱、枠組箱などの底部の総称。平行な滑材をヘッダ及び床材によってパレット状に組み立てたもの。
物品個々の包装で、物品の商品価値を高めるためもしくは物品個々を保護するための適切な材料・容器などを物品に施す技術および施した状態。商品としての表示などの情報伝達の媒体にすることもできる。
輸送や荷役中の動揺、振動、衝撃や荷の傾きに対して内容品が転動しない様にすると共に製品の形状や丈夫さによってその固定面や支持面の荷重を適当に分散し、製品の損傷が起こり難くするために行うこと。
重量物の下に鉄パイプやローラーを入れて引張り出す作業。
通常より安い運賃で不特定多数の荷主から集荷し、同一地域あてに一括仕立て運送される貨物。
到着した貨物を受け取る荷受人のこと。
コンソリデーションの略。海外から国内に輸入された貨物を製造を介さず輸出する貨物をさす。
貨物をユニット化して輸送する容器のこと。貨物輸送の小口化に対応するため、1970年代から利用されはじめ急速に普及した。
本船から積み卸したコンテナ、あるいは本船に積み込むためのコンテナを搬入して蔵置・ 保管し、コンテナを受け渡しする船会社指定の埠頭地区の施設。
物品の輸送・保管などにあたって価値および状態を保護するために適切な、材料・容器などを物品に施す技術および施した状態をいい、個装・内装および外装の3種にわける。